名探偵
ひょんなことから横溝正史にはまっている。
先週から読み始めて既に4冊読破した。
横溝正史とは明治生まれの推理小説家で、
かの有名な名探偵、金田一耕助の生みの親である。
はじめに「獄門島」というのをネットで購入した。
僕は普段ブックカバーをつけないんだけど、
装丁があまりにも不気味だったので
ファンシーなブックカバーをつけて読んだ。
次に「悪魔が来りて笛を吹く」というのを古本屋で購入。
こちらも負けじと恐ろしい装丁だったので
やはりファンシーなブックカバーで覆い隠すようにして読んだ。
クリーム色の布地に可愛らしいイラストと、
オレンジのパイピングが施されているやつだ。
横溝正史の文庫本は、どうやら旧版の装丁がおしなべて、
怪奇趣味的なおどろおどろしさを放っているらしい。
なので続く第3弾「本陣殺人事件」購入時は、
「おしゃれな文字シリーズ」と表記がある新版を注文。
届いてみたら表紙にでかでかと「殺」の一文字。
おしゃれではないだろう。やはりブックカバーは必須。
そんなこんなで、続く「八つ墓村」を読む頃には
とうとう和紙のブックカバーを注文。
そしていつの間にやら6冊目だ。この冒険はまだまだ続く。